住宅ローンが払えない

2020-11-12

住宅ローンが払えない状況は変えられる!今すぐ取るべき2つの行動

住宅ローンが払えないと、最終的には持ち家を差し押さえられることになります。

少しでも支払いが滞りそうだと感じたり、滞納し始めてしまったら、すぐに対策を打つ必要があります。

このサイトでは2つの取るべき行動を住宅ローンの支払い状況別に紹介しています。 住宅ローンが払えないで困っているあなたは必見です。

目次

    住宅ローンが支払えず滞納すると起きる状況

    住宅ローンの支払いに困る理由の大半は、ローンを組んだ時点と経済的な事情が変わってしまったことによるものです。
    不動産の専門家によると、おもな事情は以下のとおりです。

    住宅ローンが支払えないおもな事情

    • 住宅ローンを組んだ時点より収入が減った
    • 病気や出産など、予定外の出費が増えた

    住宅ローンの支払いが困難になり、滞納をするとどうなるのでしょうか。
    滞納期間が数ヶ月ほどで督促がきて、それでも滞納を続けると、貸し手である金融機関は回収に向けた動きを始めます。

    住宅ローンを支払えず滞納した場合の流れ

    • 金融機関から督促がくる
    • 保証人がいる場合、保証人に支払い請求がくる
    • 返済困難と判断されたら、不動産が差し押さえられる
    • 差し押さえられた不動産が競売にかけられる
    • 不動産は落札者のものとなり、そこには住めなくなる

    以上のように、支払いを滞納し続けていると、最終的には住んでいる家を出なくてはならなくなります

    また、保証人がいる場合には本人が支払い困難と判断された際に保証人へ請求がいくことになりますが、保証人は「本人に催促をしてください」という趣旨の抗弁をすることができます(※民法第452条・催告の抗弁)。

    いずれにしても放置はできないので、何らかの行動を起こす必要があります。

    住宅ローンが支払えないと思ったら取るべき行動

    現在の支払い困難な状況が一時的なものではなく、今後も続くと予想される場合、取るべき行動にはいくつかの選択肢と対策の順序があります。

    まずは、本当に支払い困難に陥っているのか、何が原因になっているのかを洗い出すことから始めます。

    まずは住宅ローンが支払えない原因を究明する

    • 本当に支払い困難に陥っているのかを再確認
    • 家計のどの要素が支払いを圧迫しているかを洗い出す(※1つではなく、複数の原因が重なっている場合が多い
    • 本当に不動産の存在が家計を圧迫しているかどうかを再確認

    この順序で支払えない原因を究明することで、次に取るべき行動が浮かび上がってきます。

    住宅ローンが支払えないことが確定したら取るべき行動

    • ローン返済額の見直し
    • 借り換えを検討する
    • 売却を検討する
    • 賃貸運用を検討する

    上から順に優先度が高いので、ダメなときには次の行動へと移ってください。こうした場合の相談は、不動産仲介営業の担当者にしてみることをおすすめします
    担当者の中にはファイナンシャルプランナーの資格をもっている人もいるので、返済額の見直しや借り換えなど、金融的なアプローチで解決できる場合もあります。

    なお、ボーナスは景気や業績などによる変動が激しく、これを返済に充当するという考え方自体がリスキーなので、最近は、ボーナス併用払いでローンを組む人は減少傾向にあります。

    そのような場合、ボーナスで住宅ローンの支払いができないとわかったときは、ローン返済中の金融機関に相談をしましょう。その際にボーナス併用払いではなく、毎月払いの返済パターンに変更するという交渉を行うといいでしょう。

    POINT
    • 住宅ローンの返済が困難になったら、まずは原因を探る
    • 滞納が続くと、最終的には家を差し押さえられ、競売にかけられる
    • 返済が困難だとわかったら、まずは不動産仲介営業の担当者に相談する
    • ボーナスによる住宅ローンの返済が困難になったら、金融機関に相談する
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